「うん…うれしい」
そして、あたしも狂った。
あたしの世界には、最初から彼しかいなかったんだ。外も内もない。
彼が、世界の全てだったんだ。
「僕も…きみがわかってくれて、うれしいよ」
そう、きみの世界には僕だけがいればいい…。
汚らわしいあいつも、可哀相なあのヒトも、きみの世界には要らない。
僕が いれば いいだろう?
もちろん、そんなものは僕の世界にも要らない。
きみさえいれば、いい。
僕には、きみだけ…きみにも、僕だけ、だろう…?
「さあ…何をして遊ぼうか、僕の親友」
私の心には、奇妙な浮遊感があった。
でも、そんなものどうでもいい。
彼が、いる。
「何がいいかな…」
きみが、クスクス、と笑いながら言った。
思わず、僕にも笑みがこぼれる。
そうだ、しばらくは、何もしないでおこう。
僕ときみだけの世界を、もっと満喫するんだ。
ああ、狂気は、なんて心地いいんだろう。
END.
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
そしてお疲れ様でした…!!
実は、この話の構想を始めたのは、九条が高二の時でして…
しばらく放置してから、修正したりしなかったりしつつ、
ブログに掲載するようになったのですが
”全員が主観で、一人称でしか話を動かさない”
っていうのは、やっぱり難しかったです…
ころころと主語が変わる場面もあったので、読むのも難しかったと思います……
ち、力不足ですみません
まだまだツッコミどころはたくさんあると思いますが、
これからも精進いたしますので
長い目で見守ってくださると嬉しいです
それでは失礼致します
完結「狂う」 ダーク :
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